【経済産業省より】新型コロナ対策本部決定による水際対策の抜本的強化に向けた新たな措置について

2020.03.06

※経済産業省より2件連絡事項がありましたので、お知らせいたします。

第17回新型コロナウイルス感染症対策本部における「水際対策の抜本的強化に向けた新たな措置」
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/sidai_r020305.pdf
水際対策の抜本的強化に向けた新たな措置(資料2)*抜粋
1.入国拒否対象地域の不断の見直し(法務省)
韓国及びイランに対して包括的な入国禁止措置の適用を可能とし、韓国及びイランのそれぞれの一部地域(注)を追加指定。
(注)韓国:慶尚北道慶山市、安東市、永川市、漆谷郡、義城郡、星州郡、軍威郡
  イラン:コム州、テヘラン州、ギーラーン州
2.検疫の強化(厚生労働省) 中国(香港及びマカオを含む。以下同様。)及び韓国からの入国者に対し、検疫所長の指定する
 場所で 14 日間待機し、国内において公共交通機関を使用しないことを要請。
3.航空機の到着空港の限定等(国土交通省)
(1)航空機:中国又は韓国からの航空旅客便の到着空港を成田国際空港と関西国際空港に限定するよう要請。
(2)船舶:中国又は韓国からの旅客運送を停止するよう要請。
4.査証の制限等(外務省)
(1)中国及び韓国に所在する日本国大使館又は総領事館で発給された一次・数次査証の効力を停止。
(2)香港及びマカオ並びに韓国に対する査証免除措置を停止。
5.水際対策に関する日中韓を始めとする国際協力の強化
上記1.の措置は、3月7日午前0時から当分の間、実施する。 ただし、実施前に外国を出発し、実施後に本邦に到着した者は、対象としない。
上記2.~4.の措置は、3月9日午前0時から3月末日までの間、実施する。右期間は、更新することができる。

韓国に対する感染症危険情報の発出(一部地域のレベル引き上げ)
昨晩、韓国全土が感染症危険情報レベル2(不要不急の渡航は止めてください。)に追加引き上げとなりました。
レベル3区域(大邱広域市及び慶尚北道安東市、慶山市、永川市、漆谷郡、義城郡、星州郡、清道郡及び軍威郡)は継続。
(詳細は外務省HP参照ください)
外務省海外安全ホームページ
韓国に対する感染症危険情報の発出(一部地域のレベル引き上げ)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2020T045.html#ad-image-0
更新日 2020年03月05日

危険レベル・ポイント
●大邱(テグ)広域市及び慶尚北道慶山(キョンサン)市,安東(アンドン)市,
永川(ヨンチョン)市,漆谷(チルゴク)郡,義城(ウィソン)郡,星州(ソンジュ)郡,
清道(チョンド)郡及び軍威(グンウィ)郡
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●その他の地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ・一部継続)
感染がさらに拡大する可能性があるので,最新情報を入手し,感染予防に努めてください。

<詳細>
1 我が国は,韓国における新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を踏まえ,
3月4日までに,大邱広域市及び慶尚北道慶山(キョンサン)市,安東(アンドン)市,
永川(ヨンチョン)市,漆谷(チルゴク)郡,義城(ウィソン)郡,星州(ソンジュ)郡,
清道(チョンド)郡及び軍威(グンウィ)郡に対して感染症危険情報レベル3(渡航中止勧告),
慶尚北道(レベル3の地域を除く)に対して感染症危険情報レベル2(不要不急の渡航自粛を勧告),
これら以外の韓国全土に対してレベル1(十分注意してください)を発出してきました。

2 こうした中,韓国全土においては,3月5日現在,5766人(保健福祉部発表)の
感染者が確認されています。新規感染者は引き続き増加しており,
1万人当たりの感染者数も高い状況が続いています。

3 各国は韓国に関する渡航中止勧告等を発出してきており,例えば,2月29日,米国国務省は,
韓国全土に対して渡航情報レベル3(渡航再検討)(ただし,大邱広域市はレベル4)を発出し,
米国疫病予防管理センター(CDC)も,渡航情報レベル3(不要不急の渡航延期勧告)を発出しています。

4 このような状況も含め,様々な最新の状況を総合的に勘案し,感染症危険情報レベル3に
該当する地域を除く韓国全土の感染症危険情報をレベル2(不要不急の渡航は止めてください)に引き上げます。
なお,大邱広域市及び慶尚北道慶山市,安東市,永川市,漆谷郡,義城郡,星州郡,清道郡及び軍威郡に対する
感染症危険情報レベル3(渡航中止勧告)を継続します。

5 在留邦人及び渡航者の皆様におかれては,現地の状況が更に悪化する可能性も念頭に,
最新情報の収集と,感染予防に万全を期してください。

以上