12月18日、経済産業大臣から産業界に向けてサイバー攻撃の状況を踏まえ以下の注意喚起を実施いたしました。

【背景・詳細】

サイバー攻撃の増加、先鋭化は、近年、継続的に続いている事象でありますが、
昨今、特に、サプライチェーン経由での侵入攻撃、ランサムウェアによる被害などが急増していることから、
セキュリティ関係省庁とも協議の結果、経済産業省から、企業経営者向けに注意喚起を発出することになりました。

注意喚起におけるメッセージのポイントは、
①取引先や顧客情報が暴露される可能性のあるランサムウェア攻撃への対応は、企業
の信頼に直結するため、経営者でなければ判断できない問題であること
②海外拠点経由での攻撃が増えていることから、海外拠点とのシステム統合の際は、
リスクに応じたセキュリティ対策が必要であること
③攻撃を受けた際には、「重要な取引先等への情報共有」、「機微情報流出時の経産
省への報告」、「適切な場合の公表」の迅速な実施を徹底いただきたいこと

経産省ＨＰでも公表を行っております。
○最近のサイバー攻撃の状況を踏まえ、経営者の皆様へサイバーセキュリティの取組
の強化に関する注意喚起を行います

https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201218008/20201218008.html